起業家の方へ | 保立国際特許事務所

貴方の起業プランをお聞かせ下さい。

起業支援２５年のベテラン弁理士が、事業戦略、特許戦略の観点から分析、評価、アドバイス致します。

弊所では、起業を志す方々のために、起業イニシエーションサービスを提供しています。
起業イニシエーションサービスとは、貴方の起業プランを、特許による優位性の点から検討し、評価レポートを作成・提供するサービスです。

（１）起業のネタの見つけ方

起業のネタは、貴方が今やっていることの「隣り」にあります。
貴方が今までやってきたことの知識、経験、ノウハウなどを持って「隣り」を見ることで、創造性が発揮され、新しいビジネスモデルのひらめきが得られます。

（２）何が新しいのか

起業における特許戦略を考えるには、まず、ビジネスモデルのどこに新しさがあるのかを見極めなければなりません。それには、間接的独占®の戦略を駆使し、柔軟な広い視野で自らのビジネスモデルを捉え直すことが必要です。

（３）脅威となる参入に対抗する

その上で、競争優位を確保する上で、何を特許しておけば良いかを考えなければなりません。それには、貴方が起業した後、脅威となる後発参入はどのような会社でどのように参入してくるかの見極めが必要です。

（４）大企業とのアライアンスのための特許戦略

大企業の販売力や宣伝力を借りたり、技術援助や資金援助を受けたりする場合、大企業とのアライアンスが欠かせません。そのためには、最初からアライアンスを考えて特許を取っておかなければなりません。ビジネスモデルの一つのバージョンとして大企業がビルトインされたモデルを考え、それが必ず含まれるように特許を取っておくのです。そして、自分の事業展開に影響がない範囲で大企業にライセンシングし、アライアンスを構築するのです。

（５）起業における時間的視野の広さ

起業における特許戦略では、市場セグメントの進化を予測することも非常に重要です。特許が取れる２～３年後にニッチ市場がどういうように成長・細分化し、その中で自分がどういう戦略ポジションを取るべきか、という見極めです。そのような見極めた戦略ポジションを確保することを最優先して特許を取らなければなりません。

起業における特許戦略の詳細については、
拙著「すべてはフロントランナーの成功のために～新しいビジネスモデルへの戦略とヒント～」
（２０１２年、税務経理協会発行）をご参照下さい。